【2026年最新】四国お遍路を車で巡る4泊5日モデルコース|空海ゆかりの地と絶景・温泉・グルメを巡る大人の旅

空海
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四国八十八ヶ所を巡る四国お遍路
興味はあるけれど、すべて歩いて回るのは体力や日程的にハードルが高い…と感じていませんか?
そんな方におすすめなのが、夫婦や友人または一人旅でマイペースに楽しめる車やバイクで巡る旅です。
本記事では、【2026年最新】の情報を踏まえ、無理なく見どころを回れる4泊5日のモデルコースを徹底解説します。
単にお寺を回るだけでなく、空海ゆかりの地の歴史に触れながら、室戸岬桂浜などの絶景ドライブを満喫。さらに、道後温泉こんぴら温泉で移動の疲れを癒やし、讃岐うどん骨付鳥といった地元グルメも味わい尽くす、心と体を満たす大人の旅の計画にぜひお役立てください。
この記事の1分まとめ

【四国お遍路ドライブ4泊5日 要点まとめ】

本記事は88ヶ所全周ではなく、空海の人生に深く関わる厳選スポットを巡るコースです。
4泊5日でゆったり巡るため、太龍寺(徳島)などの山岳難所はあえて外し、海沿いの絶景空海の『悟り・誕生・結願』にテーマを絞っています。

    • 旅のテーマ: 空海(弘法大師)の覚醒から結願までを追体験する感動のドライブ/ツーリング旅行。
    • 四国へのアクセス: マイカー/バイクなら明石海峡大橋などの連絡橋を利用。
      遠方の方は飛行機+レンタカーが最適。
    • 所要日数: 4泊5日(オプションで5泊6日)。
      GWや夏季休暇などの大型連休におすすめです。
    • 主な訪問地: 室戸岬(高知)、竹林寺(高知)、足摺岬(高知)、道後温泉(愛媛)、善通寺(香川)、大窪寺(香川)。
  • 最大の注意点: 四国一周は移動距離が非常に長いため、運転の疲労が蓄積します。
  • 解決策: 長距離移動の疲れを癒やす「質の高い温泉旅館やリゾートホテル」を事前に確保すること。これが大人の一人旅・夫婦旅行を成功させるポイントです。

▼ 読みたい項目からチェック!

1. 四国お遍路ドライブの魅力!なぜ空海ゆかりの地を巡るのか

車遍路・バイクツーリングのメリット

お遍路と聞くと、白装束で何日も歩き続ける厳しい修行をイメージするかもしれません。
しかし、現代の四国は高速道路網が整備され、レンタカーやマイカーで巡る非常に走りやすいドライブコースが整っています。

ℹ️ 歩き遍路 vs 車・バイク遍路の比較
歩き遍路:所要日数約40〜50日。
達成感は大きいが、体力的な負担と天候の影響をダイレクトに受けます。
車・バイク遍路:所要日数約8〜10日(今回は名所を絞った4泊5日)。
天候に左右されず、重い荷物も積載可能です。
※移動による肉体的疲労が少ないため、観光やご当地グルメ、宿での癒やしに集中できるのが最大の利点です。

限られた休みを有効に使い、疲労を翌日に残さずにリフレッシュに専念できるのが、「車・バイク遍路」の最大のメリットです。夫婦旅行はもちろん、自由気ままな大人の一人旅にも強くおすすめできるスタイルです。
車窓から流れる絶景スポットの海岸線を眺める時間は、日常のノイズを消し去る「動的な瞑想」の時間でもあります。

空海の足跡を追体験する!筆者の原体験と大師信仰

私がなぜ、空海ゆかりの地を巡る四国の旅を勧めるのか。
それは、私自身の青春の原点に、四国の大自然と「お大師さん」の温かさがあったからです。

私が空海に魅了されたのは、会社に入社した頃、ちょうど空海入定の節目の年でした。
研修中、休みの日に同期と一緒に京都国立博物館で開催されている「空海展」を観に行きました。
それがきっかけとなり、空海に魅了され、小説や解説本など様々な関連書籍を読み漁りました。

その中で最初に私の心を捉えたのは、空海が虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)という過酷な修行の末、明けの明星が口に飛び込み悟りを開いたという、あの覚醒の伝説でした。
私の旅は、この伝説の舞台、室戸岬から始めようと決心し、給料をためて買った「Kawasaki GPz400」で四国へ降り立ちました。

目指す洞窟、御厨人窟(みくろど)神明窟は、想像していたよりもずっと荒々しい海食洞でした。
中はひんやりとしていて、潮の匂いと、何千年も変わらないだろう静寂が満ちていました。
ここが空海が生活し、真言を唱えた場所なのかと目を閉じ、世界が「空」と「海」に凝縮される感覚を味わいました。

それから、旅の間ずっと日記をつけて、後に小説風の旅行記にまとめました。
その一部を、みなさんの旅の味わいのご参考になればと思い、ここに掲載させていただきます。

📖 筆者の原体験:雨の夜の一期一会と、大師信仰

土砂降りの雨の中、バイクを走らせていた。
あたりは暗くなり、街灯もまばらで、ヘッドライトの照らす先だけが頼りだった。
ふいに前方に鮮やかな電飾の看板が見えた。どうやらこの辺りでは数少ないバーのようだ。
その店の前でバイクを停め、石段をあがって、ヘルメットを脱ぎ、ドアを開けた。
「いらっしゃい!」
カウンターの奥から女性のマスターが声をかけてきた。数人の客がいっせいにこちらに視線を向け、やや奇異な表情をたたえた。この場には似つかわしくない、ずぶぬれの男が立っていたからだろう。
「あの、すみません。善通寺へ行きたいんですが、道に迷ってしまって・・・」
一番手前の若い女性が笑顔で応答してくれた。
「この道をまっすぐ行って、海に出たら海岸沿いを右へ・・・」
「ありがとうございました」
礼を言って、楽しそうな店の雰囲気に後ろ髪を引かれながら、再びバイクにまたがった。

境内のわきにバイクを停め、寺に入り、宿泊手続きを行う。
荷物を置くと、冷えた体を温めるべく、まずは風呂場に向かった。
身体を流して湯船につかると、男性が話しかけてきた。
歩き遍路でのいろいろな体験、ある札所で温泉に入ったら足の痛みがすっかり消えたご利益の話、などなど。
「本当にそんなご利益があるんですかね?」
まだ、お遍路の理解が浅い僕は、うっかり即物的な感想を言葉にしてしまった。
男性は、一瞬不思議そうな顔をして僕を見つめてから、笑顔に戻って、さも当然のように言った。
「そりゃあ、あんた、お大師さんじゃもん」
なるほど、これが大師信仰なのか、となんとなくわかった気がした。

翌朝は宿泊者全員でお勤めがあり、読経の後、お坊さんの講話と続いた。
境内は、昨日とは打って変わって、晴天の朝だった。

2. 空海の足跡を辿る!4泊5日四国ドライブモデルコースと宿

🗺️ 4泊5日 四国お遍路ドライブ・全体ルート

四国4県を時計回りに巡る、総移動距離 約800km超のダイナミックなルートです。無理なく絶景と名湯を楽しめるよう、各県での宿泊地を厳選しています。

START
徳島(鳴門IC / 空港)
🚙 移動:約165km(室戸岬・室戸スカイライン経由で北川村へ)
1泊目
高知・北川村(室戸岬経由)
🚙 移動:約90km(修行の道場と太平洋の絶景ドライブ)
2泊目
高知市内(桂浜経由)
🚙 移動:約380km(★最大の長距離移動!)
3泊目
愛媛・道後温泉(足摺岬経由)
🚙 移動:約160km(四国山地を抜けて讃岐平野へ)
4泊目
香川・琴平(善通寺・満濃池経由)
🚙 移動:約75km(結願の報告と帰路)
GOAL
香川・大窪寺(結願)

【1日目】四国上陸と覚醒の地「室戸岬」へ(徳島〜高知)

🚗 この日の移動距離:約165km / 運転時間:約4時間

🕒 モデルタイムスケジュールを表示する
  • 10:30-11:30 四国に到着(空港/鳴門IC等)。到着後、スムーズにレンタカー等を手配。
  • 12:00-13:10 徳島市内で昼食。本格割烹で阿波の味覚をゆったりと堪能。
  • 13:10 室戸岬へ向けて出発。国道55号の美しい海岸線をひたすら南下。
  • 15:30-16:00 海岸沿いの御厨人窟を観光。(※閉鎖時間に余裕を持って空海の悟りを追体験)
  • 16:10-16:40 絶景の「室戸スカイライン」を駆け上がり、山頂の㉔最御崎寺を参拝。17時までに最初の御朱印をいただきます。
  • 16:45 最御崎寺を出発。太平洋の絶景に向かってスカイラインを下り、再び国道55号の海岸線へ。夕暮れの海沿いをドライブしながら、北川村へ向かいます。
  • 17:45頃 「ゆずの宿」に到着・チェックイン。

旅の始まりは、青年空海が覚醒した伝説の岬からです。

本州からマイカーやバイクで向かう方は、明石海峡大橋〜大鳴門橋、または瀬戸大橋などの四国連絡橋を渡って四国へ上陸します。
遠方から飛行機で向かう場合は、徳島阿波おどり空港(または高松空港)に降り立ちます。ここから長大な四国ドライブが始まるため、飛行機等を利用される方は到着拠点でのレンタカー手配が最優先となります。
大型連休中は車が非常に不足するため、宿よりも先に確実に予約を済ませておきましょう。

🚙 四国のおすすめレンタカー一括検索・予約

各空港や駅周辺のレンタカー会社を一括比較でき、乗り捨て(ワンウェイ)プランの選択もスムーズです。
ポイントが貯まる大手旅行サイトからの予約が最もお得で安心です。

移動手段を確保したら、まずはご当地グルメで景気づけをしましょう。

🍽️ 阿波割烹 五十鈴(いすず)

【1日目のランチ推奨:予約必須】
徳島ラーメンの行列店に並ぶのも一興ですが、時間を大切にする経営者や会社員の方なら、確実にお席を確保できる本格割烹の事前予約が圧倒的にスマートです。

洗練された和モダンの空間には、完全個室椅子テーブル席も完備されており、ドライブの合間でも靴を脱がずにゆったりと寛げます。

名物の釜飯や天婦羅が彩り豊かな「花かご御膳」など、阿波尾鶏や地元の新鮮な魚介を使った郷土料理は、旅のスタートを贅沢に彩ってくれます。

国道55号線を南下し、いよいよ室戸岬エリアへ。

室戸岬の御厨人窟の鳥居前に停まる赤いバイク(GPz400)と、右手に広がる太平洋の青い海
※画像は当時の記憶を元にしたイメージです。

まずは、この旅の原点となる海岸沿いの「御厨人窟(みくろど)」に立ちます。ここは強力なパワースポットとしても人気を集めています。
若き日の弘法大師・空海が厳しい修行の末に悟りを開き、「空海」という名を名乗るきっかけとなったとされる神聖な洞窟です。
中から外を眺めると、視界に飛び込んでくるのは1200年前と変わらない「空」と「海」だけの絶景。ここから始まる四国一周への決意を新たにするのに、これ以上ふさわしい場所はありません。

太平洋を望む絶景のドライブコース、室戸スカイライン
※画像は当時の記憶を元にしたイメージです。

静かな洞窟で心を整えた後は、一転してダイナミックな景観の中へ。
絶景のドライブコース「室戸スカイライン」を駆け上がり、太平洋の雄大なパノラマを横目に、風を切って走る爽快感を味わいます。山頂へと続くこの道は、ライダーやドライバーにとって最高のワインディングロードです。

そして山頂付近に位置する第24番札所「最御崎寺(ほつみさきじ)」へ到着します。

室戸岬の山頂付近に位置する第24番札所・最御崎寺の風景
第24番札所 最御崎寺

最御崎寺は、四国八十八箇所において「発心(阿波)」の道場から「修行(土佐)」の道場へと入る最初の関門です。
唐で密教を学んで帰国した空海が、嵯峨天皇の勅命によってふたたびこの地を訪れ、大同2年(807年)に開創しました。
空海が自ら彫り上げた虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を本尊として安置したと伝わっており、麓の洞窟で過酷な修行を修めた若き空海の、底知れぬエネルギーが今も境内に満ちているような力強い空気感が漂います。

参拝し最初の御朱印をいただいた後は、太平洋に向かってダイブするようにスカイラインを下り、夕暮れの海岸線ドライブを楽しみながら北川村へ向かいます。

室戸のダイナミックな海を満喫した後は、少し内陸へ車を走らせること約40分。
静かな大自然に抱かれた隠れ家リゾート「北川村温泉 ゆずの宿」へ向かい、とろとろの美肌の湯で長距離ドライブの疲れを癒やします。

◆ 北川村温泉 ゆずの宿(高知・北川村)

室戸岬から車で少し走った大自然の中に佇む、知る人ぞ知る極上の隠れ家温泉
「美肌の湯」として名高いとろとろの源泉かけ流し温泉と、地元食材をふんだんに使った絶品料理が、大人の旅を満たしてくれます。

  • 見どころからの距離:室戸岬から車で約40分
  • おすすめの過ごし方:木の香りに包まれた清潔な館内で、ひたすら温泉と美食に癒やされるご褒美ステイ。静かな山あいの環境は、ご夫婦大人の一人旅に圧倒的な口コミ高評価を得ています。
  • 価格帯の目安:約15,000円~25,000円(2名1室利用時/1名あたり・2食付き)
💡 柚子の郷で味わう至福のひととき
夕食には、高知の山の幸・川の幸が美しく並びます。
地酒を傾けながら、四国お遍路初日の達成感を静かに味わうのに最適な名宿です。

【2日目】土佐の修行の道場と、学僧・空海を偲ぶ(高知)

🚗 この日の移動距離:約90km / 運転時間:約2時間45分

🕒 モデルタイムスケジュールを表示する
  • 9:00 宿を出発。北川村の山を下り、再び海岸線の国道55号へ。
  • 9:50-10:50 ㉗神峯寺を参拝。(駐車場から急坂を登るため時間は長めに確保)
  • 12:00-13:00 ㉛竹林寺を参拝。
  • 13:30-14:30 高知市内でカツオのタタキの昼食。
  • 15:00-16:00 桂浜を散策。太平洋の広大さを体感。
  • 16:40頃 高知市内のホテル(城西館)にチェックイン。
室戸の荒々しい岩場に停めた赤いバイク(GPz400)と、太平洋の白波を見つめるライダーの後ろ姿
※画像は当時の記憶を元にしたイメージです。

2日目は、空海が自ら仏像を刻んだ厳しい修行の道と、学問の寺を巡ります。

朝イチで静寂に包まれた山あいの温泉宿を出発し、再び視界のひらけた太平洋の海岸線へと向かう爽快なドライブからスタート。
夕方には高知市内の宿に到着できるため、明るいうちから展望露天風呂に浸かったり、高知城周辺を散策したりと、ゆったりとした時間を使うことができます!

空海が十一面観音を刻んだと伝わる第27番札所・神峯寺の風景
第27番札所 神峯寺

「遍路ころがし」と呼ばれるほどの急勾配が続く難所、第27番札所「神峯寺(こうのみねじ)」
ここは、大同4年(809年)に空海がこの地を訪れ、人々の厄難を払うために自ら十一面観音像を刻んで本尊とし、霊場に定めたと伝わる神聖な場所です。
車で登るだけでもスリリングな急坂は、若き空海が行った過酷な修行の足跡そのもの。
境内へと続く坂を登り切ると、修行の厳しさの先にある格別な静寂と、豊かな自然が待っています。

空海が修行し霊場に定めた第31番札所・竹林寺の風景
第31番札所 竹林寺

続いて向かうのは、中国の霊山「五台山」に山容が似ていることから名付けられた五台山。その山頂に佇むのが、本場中国の同名のお寺にちなんで建立された第31番札所「竹林寺」
「三人寄れば文殊の知恵」で知られる文殊菩薩を本尊とする学問の寺です。
唐に渡って語学や密教を驚異的な速さで修め、日本の教育にも多大な影響を与えた「天才学僧」としての空海も、この地で修行に励み荒れ果てていたお堂の修復もしました。
神峯寺の厳しい「動」の修行空間とは打って変わり、名勝庭園の美しい緑に包まれた「静」の空間で、空海の偉大な知性に思いを馳せることができます。

それぞれの札所で、心を込めて参拝し、美しい御朱印をいただきましょう。

午前中の静寂な寺巡りを終えたら、高知市内へ移動して絶品ランチです。

🍽️ 土佐料理 司(つかさ) 高知本店

【2日目のランチ推奨:予約必須】
大正6年創業、土佐の「皿鉢料理」の伝統を守り続ける老舗の名店です。
名物の「鰹のたたき」は、熟練の職人が炭火で一気に焼き上げる本格派。高知に来たら一度は味わいたい本場の味がここにあります。

人気店ゆえ、特に週末や観光シーズンは非常に混雑します。せっかくの高知観光で待ち時間に時間を取られないよう、事前予約をして確実にお席を確保しておくことを強くおすすめします。

  • 見どころからの距離:高知城・ひろめ市場から徒歩圏内
  • おすすめの過ごし方:豪快な皿鉢料理はもちろん、少人数向けの会席コースも充実。ご夫婦大切なゲストを案内する際にも、間違いのないおもてなしが受けられます。

絶品の海の幸でお腹を満たした午後は、空海も歩いたであろう土佐の海岸線・桂浜などの絶景スポットを散策して、圧倒的な太平洋の広がりを感じてみましょう。

◆ 城西館(じょうせいかん、高知市内)

明治7年創業、皇族も宿泊される高知を代表する老舗旅館
最上階にある展望露天風呂から高知城下の夜景を一望でき、土佐の郷土料理と地酒を心ゆくまで堪能できます。

  • 見どころからの距離:桂浜から車で約25分、高知城まで徒歩圏内
  • おすすめの過ごし方:ご夫婦なら土佐の味覚を堪能できる特選和牛や皿鉢料理プランがおすすめ。しっとりとした大人の一人旅にも最適な名旅館です。
  • 価格帯の目安:約20,000円~(2名1室利用時/1名あたり・2食付き)
💡 幕末の志士に思いを馳せる宿
坂本龍馬が誕生した上町に位置し、宿の周辺にも歴史を感じるスポットが点在しています。
修行道の疲れを老舗ならではのおもてなしで癒やしてください。

【3日目】四国最南端「足摺岬」から癒やしの道後温泉へ(愛媛)

🚗 この日の移動距離:約380km / 運転時間:約7時間15分

🕒 モデルタイムスケジュールを表示する
  • 8:00 ホテルを出発。全行程で最大の移動日となるため、早めに行動を開始します。
  • 11:00-12:00 ㊳金剛福寺参拝と足摺岬観光。(展望台から太平洋のパノラマを満喫)
  • 12:20-13:10 土佐清水市内へ移動し、ご当地グルメの昼食(清水サバなど)。
  • 13:10 道後温泉へ向けて出発。国道321号〜56号で西海岸を北上し、宇和島から高速道路を利用します。
  • 15:30頃 途中の「道の駅」やSAなどで長めの休憩・運転交代(約30分)。
  • 17:50 道後温泉の旅館にチェックイン。長距離ドライブの疲れを名湯で癒やします。
四国カルストの雄大な自然の中を疾走する赤いバイク(GPz400)
※画像は当時の記憶を元にしたイメージです。

3日目は、圧倒的なスケール感の太平洋と、日本最古の温泉を楽しみます。

高知市内から西へ向かい、四国八十八箇所の中で最も札所間の距離が長い「修行の道場」のハイライトを越え、四国最南端・足摺岬に位置する第38番札所「金剛福寺」へ向かいます。

弘仁13年(822年)、この地を訪れた空海は、太平洋の荒波が打ち寄せる断崖絶壁の光景に、観音菩薩が住むという理想郷「補陀落(ふだらく)浄土」を感得しました。

四国最南端・足摺岬に位置する第38番札所・金剛福寺の風景
第38番札所 金剛福寺

そして自ら三面千手観音を刻んで本尊とし、この寺を開創したと伝えられています。

境内にビロウ樹などの亜熱帯植物が茂る南国特有のおおらかな空気と、厳しい自然の霊気が交差する神聖な空間です。
すぐ近くの展望台から望む270度の水平線は、かつて空海が見つめたであろう地球の丸さを実感させてくれる圧倒的なスケールです。

四国を代表する絶景スポットを満喫した後は、金剛福寺で旅の記念となる御朱印をいただきましょう。

そして、参拝を終えた後は、土佐清水が誇る新鮮なご当地グルメでランチにしましょう。

🍽️ 御食事処 あしずり(土佐清水)

【3日目のランチ推奨:予約可能】
足摺岬周辺を訪れたら絶対に味わいたいのが、ブランド魚である「土佐の清水サバ」です。
黒潮の激しい海流で揉まれて育った清水サバのお刺身は、これまでのサバの概念を覆す美味しさです。

※予約不可の店が多いエリアですが、こちらはランチ席の予約が可能です。長距離移動となる3日目だからこそ、タイムロスを防ぐために事前予約をしておきましょう!

絶品の清水サバでお腹を満たした後は、松山自動車道を利用して愛媛県へ大きく移動します。

⚠️ 効率的なルートづくりの注意点:3日目は最大の移動日!

足摺岬周辺から道後温泉までの区間は、高速道路を利用しても約3.5時間〜4時間(約160km)の長距離ドライブとなります。限られた日程で効率よく回るためには、ここでのタイムロスを防ぐことが旅の成功の鍵です。

  • 出発は計画的に: 午前中の足摺岬観光はコンパクトにまとめ、遅くとも13時半には愛媛方面へ出発しましょう。
  • こまめな休憩と運転交代を: 単調な高速道路が続くため、途中のサービスエリア等で意識的に休憩を取り、集中力を維持してください。

長距離ドライブの疲れを癒やすのは、聖徳太子や空海も訪れたと伝わる日本三古湯の一つ、道後温泉です。
歴史ある温泉街を散策し、旅の中盤で心身ともにリフレッシュしましょう。

◆ 道後温泉 ふなや

創業390余年の老舗旅館
皇室の利用もある格式高い宿で、美しい日本庭園と、瀬戸内の海の幸をふんだんに使った会席料理が自慢です。

  • 見どころからの距離:道後温泉本館まで徒歩約3分
  • おすすめの過ごし方:ご夫婦なら日本庭園を望む露天風呂付き客室プランがおすすめ。歴史ある道後温泉は、ご褒美のような大人の一人旅にも極上の癒やしを提供してくれます。
  • 価格帯の目安:約25,000円~(2名1室利用時/1名あたり・2食付き)
💡 文人墨客に愛された名湯
夏目漱石や正岡子規など、多くの文化人が滞在した歴史を持ちます。
伝統的なおもてなしを受けながら、長距離移動の疲労を名湯でしっかりと洗い流してください。

【4日目】空海生誕の地「善通寺」と骨付鳥(香川)

🚗 この日の移動距離:約160km / 運転時間:約2時間45分

🕒 モデルタイムスケジュールを表示する
  • 9:00 旅館を出発。松山ICから高速道路に乗り、一気に香川県へ。
  • 10:50-12:00 総本山 善通寺をじっくり参拝。(四国霊場最大のスケールを体感)
  • 12:15-13:15 琴平・丸亀エリアへ移動し、ご当地グルメの骨付鳥などの昼食。
  • 13:35-14:35 満濃池を見学。空海が築いた驚異的な土木技術に触れます。
  • 15:00 琴平の温泉旅館(桜の抄)に早めのチェックイン。
  • 15:30-17:00 車と荷物を宿に預け、身軽な状態で金刀比羅宮の表参道をぶらりと散策。
総本山善通寺の荘厳な風景と、香川に到着した赤いバイク(GPz400)
※画像は当時の記憶を元にしたイメージです。

4日目は、空海の故郷と、民衆を救った大事業に触れる一日です。
道後温泉を出発し、香川県にある第75番札所「総本山 善通寺」へ向かいます。

弘法大師空海の御誕生地であるこの場所は、和歌山県の高野山、京都府の東寺と並ぶ「弘法大師三大霊跡」の一つに数えられます。

空海はこの地で生まれ、15歳で都に上るまでを過ごしました。

弘法大師空海の御誕生地である第75番札所・善通寺の五重塔と境内の風景
第75番札所 善通寺

後に唐で密教を修め、日本に帰国した空海は、父である善通(よしみち)の土地にこの寺を建立したと伝えられています。

広大な伽藍が広がり、まさに聖地と呼ぶにふさわしい風格です。
四国屈指のパワースポットとしても人気が高く、樹齢千年を超えると言われる大楠などの間を歩くだけで心が洗われます。
忘れずに御朱印をいただきましょう。

参拝後は、香川のご当地グルメでランチタイムです。

🍽️ 遊食房屋 丸亀店

【4日目のランチ推奨:予約必須】
香川と言えば讃岐うどんですが、超有名店は予約不可で1時間以上の行列が当たり前です。
時間を無駄にしないためにも、ランチは確実にお席を確保できる個室ダイニングで、香川のもう一つのソウルフード「骨付鳥」や瀬戸内の海の幸をゆっくり味わうのがスマート。
うどんは夕食の御膳やホテルの朝食で楽しむのが、大人の余裕ある旅のスタイルです。

お腹を満たした後は、空海が驚異的な技術で修築したと伝わる日本最大のため池「満濃池」を見学します。
土木エンジニアとしての空海のマルチな才能を垣間見ることができる、歴史的にも重要なスポットです。

満濃池の雄大な景色を楽しんだ後は、いよいよ琴平へ。まずはこんぴらさんの参道近くの温泉旅館へ、早めのチェックインを済ませましょう。

◆ 琴平グランドホテル 桜の抄(こんぴら温泉)

金刀比羅宮の参道に佇む人気の温泉旅館
こんぴらさん参りの拠点として最適で、華やかな温泉大浴場と露天風呂でドライブの疲れを癒やすことができます。

  • 見どころからの距離:金刀比羅宮の参道入口まですぐ
  • おすすめの過ごし方:ご夫婦ならこんぴら温泉を存分に堪能できる露天風呂付き客室プランがおすすめ。きめ細やかなホスピタリティで、大人の一人旅でも心置きなく寛げます。
  • 価格帯の目安:約20,000円~(2名1室利用時/1名あたり・2食付き)

💡 身軽になって、こんぴらさん表参道をぶらり散策!

宿に車と荷物を預けたら、夕食までの時間を使って金刀比羅宮(こんぴらさん)の表参道へ繰り出しましょう。
石段沿いには風情あるレトロな土産物店や歴史ある酒蔵、話題のスイーツやカフェが並んでおり、歩いているだけでワクワクします。
夕方の涼しい時間帯に、食べ歩きや買い物を楽しみながらのんびりと散策するのが、大人のお遍路旅ならではの贅沢な午後の過ごし方です。

【5日目】旅の終わりと帰路、または+1日の絶景オプション

🚗 この日の移動距離:約75km / 運転時間:約1時間45分

🕒 モデルタイムスケジュールを表示する
  • 9:00 旅館を出発。香川県を東へ横断し、さぬき市の山間部へ。
  • 10:00-11:00 結願の寺、❽大窪寺を参拝。旅の終わりを報告し、感謝を伝えます。
  • 11:40-12:40 郷屋敷(高松市牟礼町)へ移動し、美しい庭園を眺めながら讃岐うどんと郷土料理の昼食。
  • 14:00頃 高松空港 / 高松中央IC等に到着。お土産などを購入し、帰路へ。
四国八十八箇所結願の寺・大窪寺の仁王門前に到着した赤いバイク(GPz400)
※画像は当時の記憶を元にしたイメージです。

最終日の5日目は、旅の終わりと新たな始まりの地へ向かいます。

室戸の荒波、足摺の絶景、そして善通寺の荘厳な空気。四国をぐるりと巡ってきたこのドライブ旅も、いよいよ最終章です。

琴平を出発し、のどかな香川の風景を眺めながら東へ進むと、四国八十八箇所霊場の結願(けちがん)の寺である第88番札所「大窪寺(おおくぼじ)」に到着します。
静寂に包まれた山間の境内に足を踏み入れると、長きにわたる旅を終えた安堵感と、言葉にならない達成感が胸に込み上げてくるはずです。

四国八十八箇所霊場の結願の寺である第88番札所・大窪寺の風景
第88番札所 大窪寺

「同行二人(どうぎょうににん)」、常に弘法大師と共にあるとされた旅路。ここまで無事に巡れたことへの感謝を伝え、納経帳に結願の証となる最後の御朱印をいただきましょう。

大師堂の横には、結願した数多くのお遍路さんたちが残していった金剛杖が奉納されています。
それぞれの願いや想いが込められたその光景は、人々の祈りの重みと、お遍路という文化の深さを静かに物語っています。

💡 豆知識:空海はここで「結願」したわけではない?

四国八十八ヶ所を順番に回るという「お遍路」の概念が定着したのは、空海が生きた時代よりずっと後、江戸時代頃のことです。
つまり、空海自身がこの大窪寺を「88番目のゴール」として巡礼したわけではありません。

では、なぜここが結願の寺なのか?
それは、空海が四国での過酷な修行を終える際、大窪寺の奥の院(女体山)で修法を行い、唐の師匠から授かった愛用の錫杖(しゃくじょう=杖)をこの地に納めて去ったという伝説があるからです。
「大師が杖を置いた場所」だからこそ、後世の人々はここを旅の終着点と定めました。
現代のお遍路さんが大窪寺に杖を奉納して結願とするのは、まさにこの空海の伝説をなぞっているのですね。

大窪寺での結願の報告を終えた後は、高松市内(牟礼町)へ向かい、旅の締めくくりにふさわしい優雅な昼食をとります。

登録有形文化財の屋敷で美しい庭園を眺めながら、香川の郷土料理と讃岐うどんを味わえる「郷屋敷」などが、大人の旅のフィナーレには最適です。

🍽️ 讃岐うどん・郷土料理 郷屋敷(ごうやしき)本店

【5日目のランチ推奨:予約必須】
行列必至の店舗が多い香川県内で、極上の「讃岐うどん」を含む美しい和食コースを事前予約でゆったりと楽しめる貴重な名店です。
国の登録有形文化財に指定された歴史あるお屋敷と見事な日本庭園は、結願のお祝いと旅の締めくくりにふさわしい贅沢な空間を提供してくれます。

※非常に人気が高いため、特に庭園の見えるお席などは事前予約を強くおすすめします。

帰路は、高松空港や高松中央IC等へ向かい、お土産を購入して、レンタカーを返却。

マイカー・バイクの場合はそのまま瀬戸大橋神戸淡路鳴門自動車道を渡り、瀬戸内海の美しい夕日を眺めながら本州へと帰還します。

4泊5日の「空海を辿るドライブ」、本当にお疲れ様でした!

 

💡 【+1日オプション】もっと深く、絶景とアートを満喫する

もし5泊6日の日程が組めるなら、以下のプランを追加するのがおすすめです。

  • 絶景ドライブコース(3日目に追加): 高知から松山へ向かう途中、四国カルストへ寄り道。
    標高1,400m級の高原に広がる石灰岩と緑の牧草地は、日本離れした雄大な景色でライダーやドライバーの聖地です。
  • アートと建築コース(5日目に追加): 高松港からフェリーで瀬戸内海に浮かぶ小さな島、直島(なおしま)へ。美しい自然と古き良き街並み、そして現代アートが見事に調和しており、「現代アートの聖地」として世界中から注目を集めています。
    安藤忠雄建築の地中美術館や草間彌生のオブジェなど、現代アートの聖地を巡る知的な一日を過ごせますよ。

3. 四国車お遍路を成功させる!よくある質問と手配のコツ

【FAQ】費用とお遍路の手配に関する疑問

大人の一人旅や夫婦旅行を計画する際によくある疑問にお答えします。

Q. 4泊5日のトータル費用の目安はどのくらいですか?
A. 二人旅(2名1室利用時)の場合、大人1名あたり「約18万円〜23万円」が目安です。
内訳としては、交通費(航空券+レンタカー+ガソリン・高速代等)が約6万〜8万円、宿泊費(4泊分・1泊2食付きの上質な宿)が約9万〜11万円、その他(ワンランク上の昼食代、拝観料等)が約3万〜4万円となります。
一人旅(1名1室利用時)の場合は、レンタカー代等を一人で負担し、旅館のシングルユース割増がかかるため少し割高になり、大人1名あたり「約24万円〜30万円(内訳:交通費 約9万〜11万円、宿泊費 約12万〜15万円、その他 約3万〜4万円)が目安となります。
経営者やビジネスパーソンの貴重な休暇を最大限に活かすための「時間と癒やしへの投資」として、非常に満足度の高い価格帯だと思います。
Q. お遍路の作法が分からなくても大丈夫ですか?
A. もちろんです。
白装束などを完璧に揃えなくても、動きやすい服装で敬意を持って参拝すれば問題ありません。
納経帳(御朱印帳)だけは最初に購入しておくことをおすすめします。

🎒 おすすめの納経帳はこちら

現地のお寺でも購入可能ですが、事前にネットで好みのデザインや必要なセットを揃えておくと、初日からスムーズに巡拝をスタートできます。

Q. 途中で宿坊に泊まることもできますか?
A. はい、可能です。
昔は広間で雑魚寝でしたが、現在は個室やベッド、Wi-Fiを完備した「モダン宿坊」が増えており、ホテル並みに快適に過ごせます。
Q. 四国一周の運転は大変ですか?
A. 全行程を一度に走ると疲労が溜まります。
だからこそ、本記事で紹介したような質の高い旅館や温泉を事前に手配し、その日の疲れをしっかりリセットすることをお勧めします。

まとめ

四国の大自然と空海ゆかりの地を巡るドライブ・ツーリングは、単なる観光ではありません。
情報過多な日常から離れ、パワースポットの美しい景色と静寂の中で「いま、この瞬間」の自分を取り戻すための、最高のリセット・プログラムです。

思い立った時が、お大師さんに呼ばれた時かもしれません。
次の大型連休は、便利な旅行サービスを使って道中の不安をなくし、ただ「感じること」に集中する四国の旅へ出かけてみませんか。
大人の一人旅にも、思い出に残る夫婦旅行にも、きっと素晴らしい体験が待っていることと思います。

人気の絶景宿や道後温泉の高級旅館、そして便利なレンタカーは、ゴールデンウィークや夏季休暇の前にはすぐに予約が埋まってしまいます。
まずは、今回ご紹介したルートのレンタカーと宿の空き状況をチェックし、素晴らしい旅の計画をスタートさせてみてくださいね。

詩浪人(しろうと)

「詩浪人(しろうと)」というペンネームには、“専門家ではないが、知ろうとする人”という意味を込めています。
既存の枠にとらわれず、自由な発想で多様な分野を巡りながら、知的好奇心と探究心を大切に情報発信を続けています。

エレクトロニクス分野の技術者として長年、企業の研究開発に従事。
基礎研究分野での学会活動から業務用や民生用の製品開発まで、幅広い実務経験を積んできました。
こうした理系のバックグラウンドを活かし、客観性と論理性をベースに最新動向をわかりやすく解説することを心がけています。

一方で、個人的には長年にわたり「真理の探究」をライフワークとしています。
仏教や精神世界の思想に触れながら、日々瞑想を実践し、心身の調和や自己成長を大切にしています。
また、身体面ではヨガとピラティスを長年継続し、心と身体のバランスを意識した生活を送っています。

当ブログ運営の理念
これまでの経験や知見を分かち合うとともに、読者の「知りたい!」に応える知的な情報サイトを目指しています。
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